というのも、3月25日(日)、二日前の習志野市内ウォークで歩いた距離は7kmとほぼ一緒。でも、往復だけで5時間。「飯能からの奥武蔵ハイキング」に行って来ました。
乗った電車は、幕張本郷発7時6分といつもの出発と同じ。しかし、池袋まで行って、快速急行で飯能へはさらに40分かかる。駅ハイのパンフレットでは、東飯能からとなっていたので、てっきりそうだと思い込んでいました。ところが、飯能駅で駅ハイ参加者と思われる人々がドッと降りて車内は空っぽ、変だなぁ?と思い、確認したところ、スタートは飯能駅南口。あわてて降りて、セーフ。東飯能は一つ先の駅で、結局、徒歩で飯能まで戻ってのスタートとなっている紛らわしいコース設定。
手続きしてウォークスタート(9:20)。天候は、小春日和ながら、肌に当たる 風は冷たい。多くのウォーカーの後に続いて、まずは、天覧山を目指す。観音寺を過ぎて左折して進むと、広い中央公園広場(9:37)。まだイベントの準備中。その先をしばらく歩くと、天覧山への手前には能仁寺(9:38)。山への案内・由来板と主催の案内人が誘導中(9:42)。急な山道に入り、登 って行きます。標高195mと低山ですが、急な上りと身体が温まっていないので、息が切れます。
途中、右手の岩肌に十六羅漢像があり、花が手向け られています(9:48)。最後の登りは、岩場に鎖があり、人一人が通れる狭さ。順番に並んで登ります。そこを登りきると、頂上へ(9:50)。頂上から、奥武蔵や狭山丘 陵、市街地が見渡せます。しばし、他のウォーカーともども休憩。
山頂を巻くようにして進むと、東屋があり、木の長い階段を降りて、真っ直ぐ進むと、道標が出て来ます。右 折すると、満開に咲いている白梅の低木とお茶畑が左手に。
県道二本木飯能線に出てから、左折して、西武線のガード下をくぐって通りに沿って、中山(西)のガソリンスタンドまで。その先、案内人がいる前を横断して間もなく、高麗峠への道標があり、左折してから、奥武蔵 の自然歩道、雑木林の中、薄暗い道を進みます。時折、木洩れ日が漏れ、開けた場所にベンチも出て来ます(10:10)。ゆっくりした上りで、落葉を踏みしめての心地よい感触が足に感じられます。一本道で、道標もあり、道に迷うところはありません。しばらく歩くと、マウンテンバイクに乗って、上って来た男性だけの集団が一息入れていました。そこが、標高177mの高麗峠(10:19)。残念ながら、木に囲まれていて、眺望はききません。
ハトちゃんも、その脇で立ち止まって小休止。
峠からは、下る一方。俄然、足取り軽くペースが上がり、鼻歌気分で次々と前のウォーカーを抜いて行きました。
人家の屋根が見えて来て、一般道路に出てからは、ほぼコースどおりに一直線に。満開の梅林も...暖かい日差しの中、観梅しながら進みます。
高麗小学校を左折して、民俗資料館を過ぎて、あいあい橋から高麗川の蛇行と、山並みを望みます(10:35)。
少し前を行くウォーカー5人がどういうわけか、矢印方向に曲がらず、駅の方への道へ。小生のすぐ前を歩いていたウォーカーは気づいて、コースどおりに...。早い電車に乗るのか、それとも矢印を見落としたのか?ハトちゃんは知る由もありません。
高麗川の蛇行に沿った自然にできた形で、「きんちゃく」に似ていることから、巾着田と呼ばれる地区へ。広々とした平地には、放牧馬の姿も...。残念ながらほとんど花は咲いていませんでしたが、かろうじてピンクのレンゲソウが観 られた程度。しかし、見渡す限りの田畑の横を、灌漑用水が流れていて、また水車小屋もあります(10:45)。東屋で休憩したり、トイレ休憩も...。
管理事務所の横を通って、鹿台橋(欄干が赤色)からの高麗川と巾着田のコラボは、なかなかに見事(10:53)。間もなく、高麗駅入口の標識で、ガード下をくぐると、ゴールの高麗駅(西武池袋線)に到着したのが、ちょうど11時。
5分ほど前に飯能、池袋方面の電車がでてしまいました。30分に1本なので、水分補給と軽食を、駅前広場の「天下大将軍」「地下女将軍」と表記された、朝鮮半島の道祖神真っ赤な「将軍標」の下でとりました。
11時24分発の飯能行に乗り、飯能駅で副都心線渋谷行に乗換え。飯能まで副都心線が乗り入れているとは、ビックリ。地元の人には怒られますが、飯能は田舎というイメージがあったので、何とも便利になったものです。
行きとは変えて、所沢で西武新宿線に乗換えて、高田馬場→東京メトロ東西線で西船橋→中央・総武線で幕張本郷というルートで、最も安い運賃で帰って来ました。
それにしても、奥武蔵・秩父方面は千葉から遠い。今回が、JR東日本の駅ハイを始めてから、最初の奥武蔵。やはり、狭山丘陵ぐらいまでが、ちょうど良いですね。
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