「JRウォーク」で 巣鴨界隈を歩く

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ハトちゃんは、秋晴れになった23日(日)、この日3連チャンで「JR 駅からハイキング(in 巣鴨)」11kmにチャレンジ。歴史あるお寺や庭園を巡り下町情緒あふれる商店街を散策。「駒込」駅でスタート(8:45)の受付後、約10分ほどでレンガ造りの六義園の出入口が。

広い庭園内はきれいに手入れされた松やモミジ、芝生などがあり、桜やツツジも...。都心での清涼剤には最適な場所。 DSC03793.JPG DSC03794.JPG

川越藩主、柳沢吉保が築園した「回遊式築山泉水」の大名庭園で、池の中には大小の島あり、東屋など、多方面の角度から景色を楽しめます。池には、大きな鯉や亀が泳いでいます。

その後、本郷通りに出て白山方面に向かい、まず富士神社へ。富士山登拝信仰の幟があり、急階段(23段)脇に登山道が。ここは文京区の3富士 DSC03803.JPGの一つで、駒込富士と呼ばれています(他に護国寺の「音羽の富士」、白山神社の「白山の富士」)。その先、300mぐらいに立派な石柱と山門が見えて来ました。吉祥寺で、その横から長い石畳の参道が続いていて、本堂前はかなり広 DSC03818.JPG い境 DSC04910.JPG内。曹洞宗のお寺で、江戸時代、太田道灌が「吉祥増上」の刻印を祀ったのが始まりとされています。

通りを渡って間もなく、南谷寺目赤不動。徳川家光の命によりこの地に。「目赤不動」と呼ぶようになったとのこと、江戸五色不動尊の一つ。東京メトロ南北線「本駒込」駅手前に駒込土物店跡―江戸の三大市場の一つ(他は神田、千住)で駒込なすや泥つきの野菜が持ち込まれたので、「土物(つちのもの)店」と呼ばれていました。

横断して右折し浄心寺坂を下っていく途中に、圓乘寺。浄瑠璃や歌舞伎で有名な「八百屋お七家の菩提寺でがあります。

白山通りを横断して蓮華寺坂・御殿坂を上り下り行くと、右手に「東京大学小石川植物園」が。1684(貞享元)年、江戸幕府が造った「小石川御薬園」が前身。近代植物学発祥の地でもあり、現在も自然誌を中心とした植物学の教育・研究の場となっています。植物園内の植物標本は約70万点(植物標本は、東京大学総合研究博物館と一体に運営されており、全体で約170万点収蔵)。日光分園(8月にサークルで散策しました)。

またも播磨坂を通って、春日通りに。右折し東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅前を越えた後、十字路を渡って左に進むと、惣門に続き、護国寺の仁王門。東京メトロ有楽町線「護国寺」駅を地上に上がってすぐ。その先に本堂(重要文化財)。護国寺は徳川5代将軍綱吉の 生母、桂昌院の発願により創DSC03170.JPG DSC03177.JPG建。次いで、日大豊山中高。校門 DSC03171.JPG前に全国高校野球出場記念碑が。

高速道路の足下駄が。高速道路沿いの道を道なりに進みます。都電を越えて、初の信号を右折し、間近に池袋のサンシャインシティ高層ビルが出現。

コースをちょっと寄り道して、勲章、貨幣を製造している、造幣東京博物館入口を覗いて見ました。休日で、結構、入場者の姿も目立ちます。

都電「向原」駅前からコースをショートカット。JR「大塚」駅前を通らずに空蝉通りを真っ直ぐに進み、右眼下に駅を見て、東京スカイツリーのビュースポットということでしたが、ツリーが小さくて、期待ハズ DSC04912.JPGレに。

真っ直ぐ空蝉通りを進んで、空蝉橋下の信号を横断して、都電「巣鴨新田」駅へ。情緒のある都電にDSC03159.JPG何度か遭遇。現在は都内に荒川線のみとは寂しい思いですが、この路線だけは、昭和世代の郷愁でもあり、ぜひ残してもらいたい。

文京高校正門前を通って、細い道を進むと、都電「庚申塚」駅前に 庚申塚(江戸時代からの休憩所)がありました。地藏通り商店街をき DSC04916.JPG DSC04919.JPGょろきょろしながら進むと、人だかりが...。珍しい「からくり時計」がありました。

ここは、「おばあちゃんたちの原宿」で有名な、高岩寺(とげぬき地蔵)への道路。洋服店や飲食店、土産物屋が集まっています。人通りが多くなり、店先で買い物をする人、さらに、中高年の姿が目に付き、活気を呈しています。つい、足を止めて覘いてしまいます。

とげぬき地蔵(10:30)では、多数の人が、並んでお地蔵様に水をかけたり、拭いたりして拝んでいました。                                   

DSC04930.JPG最後に巣鴨駅に向かう途中、眞性寺へ立ち寄り、3m45cmのDSC04924.JPG鎮座している大地 蔵(江戸六地藏の一つ)を観て、駅正面口のゴール(11:00)へと向かいました。

巣鴨界隈の古き良き時代を感じさせるウォーキングとなりました。

 

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