新作「猿の惑星」に期待

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本日(10/8)公開の「猿の惑星:創世記」の映画紹介を観ました。「猿の惑星」は、1968(昭和43)年に第1作が公開され、テレビでも何度も放映されていて、特に猿役の特殊メークアップ、ストーリーの斬新さ、俳優チャールトン・へストンの重厚な演技、ラストシーンの自由の女神に象徴された地球(人類)への警鐘といい、当時の作品の中でも、群を抜いておもしろく、かつまた、考えさせられる映画だったことを覚えています。

以前に、ブログのハトちゃんの好きな映画でも、ベスト3に入っていて、このシリーズが第5作まで続いた人気度を見ても、映画史に金字塔を与えたことは間違いありません。

ただし、2001年に公開されたリメイク版「PLANET OF THE APES/猿の惑星』は、期待して映画館に足を運んで観ましたが、ストーリーの稚拙さや俳優人のお粗末な演技で、残念な結果になってしまって、もうこの作品の続編は無いものと思ってしまいました。

このことは、「ターミネーター」にも言えることで、「ターミネーター2」のシュワちゃんの悪役から正義役に変わったことや、悪役の格好良さが加わり、「...3」に期待しましたが、駄作に終わり、その後の「...4」、テレビシリーズもパッとしませんでした。このように、続編は、当初の作品を継承し、いかに観客に感動(インパクト)を与え続けるかがポイントになって来ます。

ハリー・ポッター」シリーズも3作ぐらいまではおもしろく、次作に期待していましたが、小生は4作あたりから小説はまだしも、映画ではマンネリの印象が強くなり、つまらなくなってしまい、それほど真剣に観なくなってしまいました。

その点、「猿の惑星」5作シリーズは、それぞれにテーマがあって、想像力を駆り立てられた記憶があります。ストーリーは、ある程度予想がつきましたが、人類の祖先が猿であった「進化論」を逆手にとったことや、人の個性パーソナリティー)、協調性リーダーシップ団体行動の難しさ目標への戦略核戦争の悲惨さ→平和の大切さ動物に対する愛情など、本当に考えさせられます。

猿というと、動物園では集団で行動し、なかなか賢い印象がありますが、野生の猿(サル)の人里での逃亡事件や人畜へのイタズラ被害など、どちらかというとダーティーなイメージも。

ここ1年ほど、映画館で映画を観ることの無かったハトちゃんですが、久々にこの映画の予告で、映画館に行きたくなりました。

確かに、映画に対するノスタルジーもありますが、ハトちゃんが高校生当時に受けた感動(衝撃)をもう一度、与えてくれることを期待。でも逆に、以前のシリーズの予備知識が無い方が良いのかも?

今のところ、全米では大ヒットしているそうですが、はたして日本でも大ヒットとなりますか?

来週早々にも、この映画を観る予定です。 後日、感想記を書こうと思っていますので、ご覧あれ。

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