「JRウォーク」で 加曽利貝塚をたずねて

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秋晴れの10月2日(日)、1ヵ月ぶりの JR「駅からハイキング」に行って来ました。

JR総武本線「都賀」駅から千葉モノレールに乗って、終点の「千城台」駅に下車。電車の中から多くのウォーカーがいっぱい。モノレールの車窓眼下に、早くも参加者の列が見えて来ました。駅に降りて、狭い駅前で手続き。

スタートの15分前には、長蛇の列。やっと5分前に手続きができてスタート。クレームをつける中年のオバちゃんもいて、波乱含みのスタート。

住宅街を抜けて、千城台西小学校を過ぎると、右手に千城台野鳥観察園(9:20)の林と調整池が DSC04412.JPG DSC04418.JPG見えて来ました。ちょうどシラサギが飛び立つ瞬間に。道路からも、結構。良い眺望が。

観察園の周囲を右折し、直進すると広い道路に出て、そこを左折すると、間もなく見慣れた看板 JA千葉みらいの農産物販売所 「しょいかーご(千葉店)」(9:30)が見えて来ます。というのも、自宅(習志野)にも京葉道路武石インターチェンジそばにある「しょいかーご(習志野店)」があり、ときどき、買物に行くので、雰囲気を知っています。

地元の新鮮野菜や花、健康で安全・安心な商品を販売しています。店前の広い駐車場には、多くの買物を詰め込む姿も。時間が早かったので、買い物客が多いので、駅ハイのチョッピリサービスの場所がわからず、ちょっと迷子に。店員が店長に確認し、場所を案内してもらう。

にんじんジュースの試飲、柿のひと口試食後、歩き出しました。中には、野菜を買って、手にぶら下げて歩くウォーカーも...。

小倉いちょう大通りを南下し、二つ目の信号を右折すると、千葉中央観光農園が。ここでも新鮮な野菜や果物を売っていました。

立派な竹林を過ぎると、稲荷神社(9:48)へ。小倉郷の守護神として創建され、本殿を参拝。急勾配の階段を下りると、すぐ裏手には、古刹の日蓮宗の真浄寺(9:50)が。川沿いの道に入る前に、 DSC04422.JPG DSC04424.JPG DSC04427.JPG百日紅の桃色の花が咲き誇っていました。今回のコース(交通整理)は、多くの横断歩道、ポイントに二人ずつ立っていてきめ細かい案内と、コースに沿って、矢印の表示があり、迷う心配がありませんでした。

坂月川沿いを、今度は戻る方向で北進すると、両脇は里山風景でのどかな雰囲気で散歩コース。いくつかの橋を越える間にも、歩いている人と行き交う。途中の川沿いから、左側に加曽利貝塚への入口(10:03)に、若い女性の案内人が立っていて、貝塚公園内の地図と、本日のウォーク参加者は博物館無料のお知らせを教えてくれました。

入口を入って10段ほどの階段を登ると、まず藁葺屋根の旧大須賀家住宅(10:05)が。家の中も DSC04436.JPG DSC04434.JPG見学できて、その脇に土偶のモニュメントと、焚き火をしている何人かの人たちが、焼き物を作っていました。

加曽利貝塚は、敷地が約13万5千坪におよぶ広さで、国の史跡に指定されており、縄文時代(約3,500~4,500年前)の貝塚が二つ。公園内は、博物館と野外施設、貝塚が。

博物館(展示室は1階)http://www.chiba-web.com/chibahaku/50/index.htmlで縄文時代の人々の生活や文化の様子。貝塚から発掘された土器、土偶、道具、当時の模型などの展示物が多数見られ、当時の様子をうかがい知れます。

博物館の展示を観賞した後、環状の北貝塚(10:19)へ。貝塚前面はガラス越しに見ることができ DSC04440.JPGて、ボランティアの男性が説明してくれました。貝層断面の様子が目の前に。

次に貝塚公園正門前に。観光客の団体に会いました。少し歩くと馬蹄形をした南貝塚貝層断面(10:24)に。こちらは全面ガラスに覆われています。貝が北に比べると大きいのと、貝層が白くて厚く積み DSC04447.JPG重なっています。

最後に、ジグザグ歩いて行くと、竪穴住居の復原集落(10:30)に着く。住居の中を見学して、縄文体験。

千葉県にもこんな、日本最大級の縄文遺跡があることを、20数年住んでい DSC04451.JPGて、知りませんでした。

公園を出て、前方に千葉モノレールの高架線路が...。階段を上がると、モノレールの線路沿いの道を「都賀」駅方面へ。約2km、20分ほど歩いてゴールの「都賀」駅(11:00)に着きました〔歩行距離10km〕。途中は舗装された道でしたが、4回ほどモノレールを見たぐらいで、 DSC04460.JPG変わり映えしない単調な風景。ゴールでプレゼントの入ったビニール袋をもらい、昼食もせずに、家路を急ぎました。

いつも、妻の実家に帰るときのJR成田線「千葉」駅から二つ目で、家から40分ほどの至近距離に、これほどの史跡があったんですネ。

もう一回、ゆっくり来訪したいものです。

10月以降はウォーキングやハイキングの開催が目白押しで目移りしますが、できるだけ多くのコースに出かけようと思っています。

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