「ゆうほ21」で田端文士村から駒込周辺をを歩く

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8月4日(木)、蒸し暑い曇り空の中を、ハトちゃんは7月12日(火)に「ゆうほ(友歩・遊歩)21」で歩いた田端文士村から駒込周辺(当日、体調不良で不参加)を歩きました。

JR幕張本郷駅9時31分発の総武線に乗って、乗り継いでJR田端駅に到着(10:48)。北口へはエレベータで上がり、改札口を出ると、前方に円形をした建物、田端文士村記念館が見えてきます。現在は、月・火が休館日ですが、当日は木曜で入館(10:50)できました。

DSC03747.JPG明治22年から東京美術学校(上野)の開校から、この地に若者達が集まり住むように。明治33年以降は芸術家村に、大正から昭和初期にかけて、文士達が集まり出し文士村に。芥川龍之介、室生犀星、菊池寛、堀辰雄などの原稿・書簡・初版本等が展示、またビデオも観れます。ただし、1階のみでスペースは広くありません。

出口から左にぐるっと半円を回るように坂を上っていき、突き当りを右折し、田端高台通りを進み、左折後、直進し、八幡神社の先に大龍寺(真言宗霊雲寺派) DSC03757.JPG(11:06)があり、正岡子規の墓があります。

寺への道を戻って、北区田端公園脇を通り、ジグザグに滝野川一小前に。住宅分譲中の工事横を通って、下っていくと不忍通り手前左手に、東覚寺(11:24)が。入口の不動堂に2体の仁王像。赤紙がぐるぐる巻きついてい DSC03771.JPGて顔も判別できないほど。「赤紙仁王」と呼ばれ、自分の病と同じ部位に貼ると、病が治癒すると信じられています。

その後、田端銀座に向かうはずが、道を間違え、458号線に出てしまい、仕方がないので通りすがりのおばあさんに聞いたところ、教えてくれたのですが、少し先まで行くと、広い通りの動坂下の交差点に。『変だな~』と思い、中年の男性に聞いたところ、逆方向。聞いたことを後悔しつつも、遠回りして田端銀座(11:43)に。谷田川通り沿いに並ぶ地域の商店街で、威勢の良い声も聞こえます。

DSC03777.JPG銀座の端にある東中里公園を左折して、アザレア通りに出て右折すると前方 DSC03782.JPGにJR山手線の電車が見えます。一本手前の道路を左折してハイツと公園横を上がって行き、直進すると前には高層のマンションで、本郷通りに。横断して左折すると、間もなくコンビニが。角に六義園入口の標識が。日差しが照りつけて来ました。

回り込むとレンガ造りの庭園の出入口(12:04~33)が。早速、入園し、広い庭園内を散策。桜やツツジは咲いていないものの、きれいに手入れされた松やモミジ、芝生など、都心での清涼剤には最適な場所。新婚さんが記念撮影をしていま DSC03793.JPG DSC03794.JPGした。

川越藩主、柳沢吉保が築園した「回遊式築山泉水」の大名庭園で、池の中には大小の島あり、東屋など、多方面の角度から景色を楽しめます。池には、大きな鯉や亀が泳いでいます。ここで、景色を眺めながら、暑さをしのいで昼食休憩。

庭園散策を満喫後、本郷通りに出て白山方面に向かい、まず富士神社(12:38)へ。富士山登拝信仰の幟があり、急階段(23段)脇に登山道が。ここは文京区の3富士 DSC03803.JPGの一つで、駒込富士と呼ばれています(他に護国寺の「音羽の富士」、白山神社の「白山の富士」)。次に、天祖神社(12:48)に。駒込神明宮といわれ、駒込名主屋敷跡など、池上正太郎の「鬼平犯科帳」の舞台にもなっています。

また、本郷通りに戻って200mぐらいで立派な石柱と山門が見えて来ました。吉祥寺(12:45)で、その横から長い石畳の参道が続いていて、本堂前はかなり広 DSC03818.JPG DSC03814.JPGい境内。曹洞宗のお寺で、江戸時代、太田道灌が「吉祥増上」の刻印を祀ったのが始まりとされています。

通りを渡って間もなく、南谷寺(1:14)。徳川家光が鷹狩りの際に立ち寄って、「目赤不動」と呼ぶようになったとのことです。最後に、雨がポツポツと落ちて DSC03820.JPG来たので、急いで駒込土物店跡(1:20)―江戸の三大市場の一つ(他は神田、千住)で駒込なすや泥つきの野菜が持ち込まれたので、「土物(つちのもの)店」と呼ばれていました。

DSC03828.JPG雨が降ってきたので、東京メトロ南北線本駒込」駅(1:31)の出入口から地下道を戻り、飯田橋へ出て、それから帰宅しました。一人で歩くと、地図がありながらも、間違えてしまうんですね。歩行距離は約6kmでしたが、余分に1kmは歩いてしまいました。方向音痴のハトちゃんを返上しなくてはと、強く反省した次第です。それにしても、道を聞く時は人を見ないといけませんネ。

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