8月に入り、気温は30度前後の日が続きますが、セミがいっせいに鳴き始めました。今朝も8時過ぎには、ミンミンゼミやアブラゼミが、所狭しと鳴き続けて、うるさいのと蒸し暑さを一層増長しています。
というのも、セミにも好きな木があるようで、我が家の庭の4mぐらいの高い桜や、ねずみもちの樹木に、100匹以上、地面の根っこには、セミの抜け出た穴があちこちに。羽化した後の、抜け殻が枝葉に付いています。その周りには、蜘蛛の巣も結構あったので、地上での生存が短いセミのために、出来るだけ取っています。隣家はセミがほとんどいません。また、今夏も高台で比較的涼しいので、クーラーを未だ使用していません。節電対策は、昔から、優等生?です。
一般に、セミの一生は、幼虫時の地中生活が6年~10年くらい(種類によって違いあり)で、地上での生活が一週間ぐらいとのことですが、中には1ヵ月を超えて生きているものもいるそうです。セミの姿を見ると、懐かしいウルトラマンの怪獣「バルタン星人」の顔を思い出します。
ハトちゃんは、3年前ぐらいから、常時、耳鳴りが聞こえているので、夏のセミの鳴き声は、そんなに気になりません。むしろ、「夏の風物詩」として、大歓迎です。セミは、変温動物なので、気温の変化に敏感で、夜、気温が下がると、ピタッと鳴き止みます。また、昼間でも、近くまで行くと、敏感に気配を感じるのか、鳴き止み、それ以上、近づくと、おしっこを出して、飛んで逃げます。
小さい頃、田舎に行って、夢中になって、網でセミやトンボ等を捕って、昆虫日記を付け、夏休みの宿題をしたものでした。
ここで、一つ、当たり前なのかも知れませんが、昨夏、木の下で野良猫がセミを狙いに来ていて、何匹か捕まえて、食べていました。そのすばやさに感心したことと、ネコ科のハンター力(代表的なライオンなど)を垣間見ました。今年は、外壁に、タバコの吸殻を撒いたせいか、姿を見ません。
今年は、梅雨が明けるのが早かったので、セミも早く鳴くのかと思いきや、昨年並みの8月からでした。暑くなって、急に鳴き始めるのではなく、期間がほぼ決まっているのかも? 今のところ、桜の木や高木もハトちゃんが剪定をしていますが、大変疲れることもあり、今秋には、一度、植木屋さんを入れて背を短くしないと。高いところは、脚立でもだんだん届か無くなってきました。
午後から雨だというので、先ほどまで、芝刈りをしていましたが、セミの鳴き声を音楽♪ として聴くのは、ちょっと無理があるでしょうか?
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