「時は金なり」-小生はギャンブル(競馬、パチンコ)に不向き

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ハトちゃんが35年前、社会人になって、働いて給料をもらい始めて、自分のお金を使ってみようと思った頃のお話です。

-----------------------------------------まず、入社(大学に勤めたので入学?ではありません)した1年目は、周囲から見て、真面目に仕事をしていて、あまりしゃべらない、どちらかといえば、堅物だったそうです。今とは、真逆。

そんな小生を見て、先輩の女性は映画に連れて行ってくれたり、また、とても仕事では機動力のある(ちなみに、あだ名が、チョコマカ)上司の男性は、よく酒を飲みに連れて行ってくれました。

その先輩が、大のギャンブル好きで、毎週土曜、仕事が終わると、同僚の競馬ファンと、場外馬券を買いに出かけていました。チョコマカさんは、いつも当たった時の話が面白くて、赤鉛筆と競馬新聞を2紙、小脇にかかえて真剣に予想していました。本人は、遊びの範囲と言っていましたが、まだ小遣いの少ない小生には、よく多額の馬券を買えるものだと感心しきり。

ある時、一度だけ、先輩に府中競馬場へ連れて行ってもらいました。場外馬券売り場とは、まったく違った雰囲気で、馬場もきれいで、また場内がくつろげる公園風になっていました。あいにく、当日は雨。金がかかると、独特の雰囲気で、レースを見る観客は、ある意味殺気立っています。

6レースから、最終まで6レースを観覧しました。持っていた金を試しに、初めて馬券を買いました。最初のレースは、強い馬もよくわからないので、先輩の言うとおりに、本命中心に買ってみました。先輩は、レースを観ずに、パドックで馬の毛並みや入れ込み具合だけを観察して予想。しかし、直前に周囲の話し声に馬券を広げて購入。結局、予想は当たったのですが、配当と購入金との差額はあまりありません。それでも、1レースに1万円ぐらいをかけていたので、3万超えのもうけ。小生は、1位だけ当たって、結局、丸損。

先輩は、次のレースに儲けた金をつぎ込み、勝負に出ましたが、大ハズレ。結局、小生も最後のレースに連勝複式(1位から3位までの、どの馬でも入れば配当あり)で、ガチガチの本命に入れましたが、スタートで出遅れ、4位どまり。その馬の名が「ツチガルフ」。雨降りだったので「アメガフル」だったのに、土が降る?だったので負けたのかも?当日、持って行った5千円はパア。

帰りの電車賃を残して、財布の中身は硬貨のみで、先輩と二人、オケラ街道(帰りの駅まで)をとぼとぼと帰って来た記憶があります。

そこで、ハトちゃんは「勝負事には絶対が無い」という認識に立ち、以降、競馬は観るものに徹しています。

今、思えばそれが良かったかも。ギャンブルで儲かる人は、1割もいないでしょう。遊びの範囲であれば良いのですが、勝ってくればより多くを、負ければ挽回を考え、金をつぎ込むことになるので、金額を決められれば良いのですが、ヒートアップするのが、世の常です。何事もほどほどが一番ですね。

そんな偉そうなことを言っていた小生は、2年間ぐらい、仕事の帰りに気分転換に、国鉄中央線沿線のパチンコ店を片っ端から、パチンコ通いしていた時期もありました。「軍艦マーチ♪」 を流し、威勢の良い店員のアナウンス、つい、熱が入ってしまいます。

たまにあった、打ち止めの感触が忘れられず、だいぶ金をつぎ込んだこともありました。当時は、「パチンコ攻略法」といった雑誌も無く、ただ自分の目利きで、台を選び、当たれば大勝ちというパターン。

いつも閉店間近まで粘っていたので、帰宅すると、腕が痙攣したや、タバコの臭いがスーツや身体に染み付いていました。慣れてしまっていたので、あまり感じていなかったのですが、今、考えると副流煙なので、ゾッとします。

一時は、自分の下着、Yシャツ、缶詰、チョコレートなどを、パチンコで調達できるほどに、戦績が上がった時期もありましたが、素人はそこまで。結局、分かったことは、玉の出る店、台を見つけたら、固定して2,3日出玉の様子を観察。また、雨の日を選ぶと、湿気で釘と玉のからみが良くなるなど。しかし、これといった絶対条件はありません。

タバコはもともと吸わずに、嫌いだったので、仕事の残業時間が増えるにしたがって、パチンコから足が遠のき、その後は、出張先で4,5回 2千円ぐらいまでやった程度。

今では、喫煙者が少なくなり、吸うのも肩身の狭いのが常識になりつつありますが、パチンコ店での分煙はなかなか難しいでしょうね。 

若い頃は、一人であったので、ギャンブルも社会勉強と思っていましたが、今、考えると、もっと時間を有効に使うべきでした。

明日、6月10日は時の記念日。「時は金なり」と言いますが、あくまでも時間は貴重で、お金ではありませんよ!   

 

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