東北関東大震災の発生する前の3月9日(水)に、生まれて初めて、T病院で脳ドックを受診しました。
最近、自分自身も年をとって来て、耳鳴りが続いていることや、遭ってもすぐに人の名前が出て来ないこと、物覚えが悪くなったことなどから、看護師である妻の勧めもあって思い切って行くことにしました。受診自体は、血液検査、眼底検査、脳や首のCT検査などで、2時間ほどですみました。
終了後、2週間ほどで、結果診断表を送付していただきましたが、ハトちゃんは初診ということもあり、結果についてのカウンセリングを18日(金)午後に希望。その後、大地震が起きて、計画停電による電車のストップにより延期になり、やっと、25日(金)午後にカウンセリングを受けられるようになりました。
当日は、早めに病院に到着。カウンセリングの先生も早めに来ていただいたので、約束の5分前から開始。画像を診ながら、詳しい説明を受けました。たまたま一人しか来なかった様子で、先生とゆっくり話ができました。耳鳴りの相談や腰痛も、どうやら脳の血流や首頚椎の詰まりなどが、原因のようだとのことでした。また、顔の位置はまっすぐなものの、首が少し曲がっていたのにはショック。若年性アルツハイマーの兆候は、まったく診られなかったのは、幸いでした。
対処法としては、心臓に持病のあるハトちゃんには、血液をサラサラにする薬の効用を高めるため、水のこまめな摂取と、正しい姿勢でのウォーキングが一番だとのことでした。
余談ですが、先生は大地震の時には、ご高齢ながら、病院のある新京成「高根公団」駅から、京成「志津」駅の自宅まで、約20km、5時間歩いて帰ったそうです。
診断結果が、紙での報告だけではなく、生の診断が聞けたことが、大収穫でした。
自分の脳の画像を見る機会は、病気でもない限り、あまりないでしょうが、中高年になったら脳ドックを受けて、一度は状態を知っておいて損はありません。
来年の受診を約束して帰途につきました。おまけに、病院脇の売店をのぞいたところ、どこのスーパーや自販機にも無かった、水のペットボトルが500ml 2本買えたことも、来た甲斐がありました。
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