地震の爪あと―漏水

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3月26日(土)早朝、「リリーン」という電話の音で目が覚めました。実家の裏の方から、誰もいない妻の実家の隣接する「畑から、水が漏れて、道路近くまで、溢れている」とのこと。今回の地震で、後片付けに実家に帰った際、断水だったために、気がつかなかったのですが、やはり地震の被害が出ました。

先週の23日(水)に実家にいた帰りに、家の中の蛇口は、完全に閉めていましたが、その際、妻が「水道の元栓を締めて!」と言われたので探しましたが、見つからず、元栓を締めて来なかったので、いやな予感がしていました。

昨25日の13時過ぎにライフラインの上水が、やっと復旧したそうです。そうした中での出来事でした。電話をもらった後、すぐに水道局に電話しましたが、土曜のせいか、連絡がつきません。連絡をくれた方は、日頃、妻の両親がお世話になっていた関係で、何かあったときに、連絡をお願いしていました。

とりあえず、水を止めなくてはいけないので、何とか水道局への連絡をお願いして、妻の運転で、実家に急行しました。

1時間ほどで実家に到着。1台の車が止まっていて、水道元栓の近くで、穴掘り作業を。畑を見ると、水が見えるほどの水漏れで、道路近くまで、依然として出ていました。念のため、家の中の水道を見ると、栓はしっかり、止まっていました。

何でも、隣人の機転で、地元の民間水道店の男性が一人、汗まみれで悪戦苦闘。元栓の位置は分かったものの、旧式で元栓のコックが道具で、回らないとのこと。約30分ほどの作業で、元栓近くの水道管を道具で締めて、やっと止まりました。

終了後、水道屋さんに御礼を言うと、「地震のせいで水道管のズレが生じたのかも知れない。後日、修理をしないとダメ。誰も住んでいない状況ならば、元栓も新式に直して、簡単に締められるようにしておけば心配ない」とのこと。後日の作業を、約束して帰っていただきました。

朝食もとらずに、吹っ飛んで来たのと、水が止まった安心感からか、腹がすいて、妻と二人で、持ってきたパンをぺロリ。

それにしても、田舎の隣人愛に感謝しつつ、その日のスケジュールにしていた、義父の施設訪問と義母の入院見舞いをして、16時過ぎに、今、放射能で話題になっている旬の野菜と、納屋にあった玄米40kgを積み込んで帰宅しました。ヒョンなことから、食料調達ができました。

月曜に、水道局に事情を説明して、水道料金の件を相談しようと思います。今回の地震では、実家は断水以外、建物などには被害が無かったものの、水道が復旧するや否や、思わぬ落とし穴で、水漏れになり、あらためて地震の爪あとを感じた次第です。

 

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このページは、hatochanが2011年3月27日 16:07に書いたブログ記事です。

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