今回の大地震で、小生は、ウォーキングイベントも体育館等も利用できなくなり、仕方なく毎日、スーパーの開店時に並んで、食料品の調達で時間を過ごす日々です。
昨14日は、近くのスーパーへ11時過ぎに食料品を買いに行ったのですが、店内に入ると品物の陳列棚は売り切れで空っぽ。パンや米、即席ラーメン、飲料水は、その後、3つのコンビニに行っても、まったく買えない状態でした。
本日(3/15)は、昨日の反省をして、開店時間の20分前から並びました。それでも、ハトチャンより前に並んでいた人は、200人余り。みんな、開店時間を今か今かと待っていました。
後ろのおばさんは、「何でこんなに並んでいるの?買えると思うのにね」と他人事のよう。しかし、多くの人は無言でただ開店を待つのみ。
待つ時間は、結構、長く感じましたが、入口の扉が開けられるや、急ぎ足の人が大半。「駆けないでください」というアナウンスにも、逆らって先を急ぐ人も。ちょうど、こども連れのお母さんが、こどもの手を離して、こどもが泣き出す始末。まぁ、ケガをしなかったので事なきを得ましたが、こういうときに、こども連れは大変です。できれば、連れて来ない方がよいと思いました。
ハトちゃんは、妻から買うものを4点書いてもらったので、その品物を何とかゲット。途中、買物カートにいっぱい買い込んでいる人の姿もチラホラ。こちらは他の商品には見向きもせずに、レジに並びました。それでも、通常の倍ぐらいの順番で、時間がかかりました。
この売り切れ状態は、東日本大震災にともなう計画停電や、福島原発の爆発など、不安を感じた市民が殺到したためです。それにしても、群集心理の様相は生活防衛とはいえ、パニック映画を見ているようです。「慎重に」と言っても、かつて経験の無い大惨事なので、無理かも知れません。本当に必要な物だけ買えばよいのに、不安心理が「買いだめ」を煽っています。
もう一つ、東京電力による「計画停電」も、急に決めました。実施することが決まっているのに、昨日と本日も、習志野市では実施されずに、童話「狼少年」のようです。せっかく水をためて確保したのに、くたびれ損。実施するといった以上、必要だから決定したのに二転三転。実施時間も何時から何時までとはっきりしてもらった方が計画しやすいのに、実施時間帯のうち3時間程度とあいまい。
それにしても、いつ頃落ち着くのでしょうか? 先行きが見透せないほどの生活不安。今も震度5を超える余震が続いています。落ち着いて、早く復興の目途が立てば希望が持てるのに。本当に明るい話題が早く出てきて、平穏な日々に戻りたいものです。
幸い、わが地域はライフラインが止まらなかったので、電気、水、ガスなどライフラインの豊かさとありがたさを、あらためて痛感しています。
被災地の救命救急や支援活動が安全性を確認の上、速やかに行われることを、切に願ってやみません。
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