千葉市から習志野市に移り住んで11年。中古で買った家には、この時期、毎年、見事なピンク色の しだれ梅の古木が咲き乱れます。近所の人も見に来てくれます。
二つの灯篭のある庭の横に、高さ3mほどの梅の木の枝に、可憐な花びらをつけて、約1ヵ月ほど咲き続けて、小生の目を和ませてくれます。
今年は先月下旬に義母が倒れて以来、家にいる機会が少なかったので、いつから咲いたのか把握していませんが、同時期から咲いていたようです。庭には、5mを超える「ねずみもち」の大木もありますが、小生は秋以降、その木にもよじ登り、剪定をしています。
梅の剪定は、桜の木とは違って、結構、切っても、翌年伸びてきます。しかし、この老木は、上から雪洞のような形で、枝が細くて、なかなか切り辛いため、下に垂れ下がっている、先の枝のみ切って形を作っています。上の枝を切る際には、高い脚立を利用して切りますが、不安定になりやすいので気をつけねばなりません。
先日の積雪では、枝に雪がかかったので、風情を楽しみたかったのですが、すぐ解けてしまって、残念でした。
この梅と、紅梅の木に、毎年、鶯がやって来ます。最初は、上手く鳴けないのですが、そのうち「ホーホケキョ♪」ときれいなさえずりで、春がやってきた予感を知らせてくれます。
今年は、まだ鳴き声が、聞こえて来ません。
先日、市職員の方が見えて庭を案内したとき、冗談に「習志野市名木100選になるのでは?」と言ってくれたのは、少々、嬉しく感じました。
これからも、毎年、咲き続けて、みんなを癒してくれるように大事にしたいと考えています。
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