日本相撲協会に物申す

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2日(水)に報道された、八百長相撲メール事件は、多くの相撲ファンや関係者を傷つけたもので、日本列島にまたも重い空気をもたらした。今回は、本業の仕事である相撲での「八百長」の生々しいメールの内容で、言い逃れはできない。テレビの放駒理事長の陳謝の内容でも、「過去に一切無かった」とは、「大嘘」で、多くの国民は、これまでの過去の疑惑も含めて、「やっぱりそうだったか」というふうに思ったことでしょう。八百長の具体的名前の確証メールが出たことで、ほとんど「黒」がはっきりしているし、すでに八百長を認めた力士もいると言う。

八百長の取組を打ち合わせたり、金額の内容など、真剣に戦っていると思っていたファンへの裏切り行為であり、さらに、メールの時期が朝青龍の暴行事件による引退、野球賭博事件時に協会の役員が反省して、「再生」をスタートさせたのは何だったのか、首をかしげます。

今回の事件も、氷山の一角だと思うし、相撲協会の危機管理の無さは、話にならないし、組織として統括できないのは論外。厳しい処分は当然ですが、相撲スポーツのファン離れは、加速度的に進むでしょう。本当に、特別調査委員会が事実を究明して、今後、絶対やれないようにする決意が無いと、何の意味も無い。

また、税法上の優遇措置を受けている「公益法人」の資格など、とんでもないし、春場所の開催も自粛すべきで、相撲界自体、国民に恥ずべきで、謝って済む問題ではないと、強く憤りを感じる。国技が聞いてあきれる。

力士が八百長をするのに、十両以上は、月給が100万円以上出るのに、幕下以下は給料が出ずに部屋への運営費でまかなっている構造がある。生活のためのが大事か、スポーツとしての純粋に「強くなって上位をめざす」のか、もう一度、協会、力士に問いたい。

横綱 白鵬の63連勝、優勝6連覇など、見事な"心技体"の金字塔がありながら、一方では、相撲自体の根幹を揺るがす事態も、何度も繰り返す。古い体質の親方による部屋制度は限界で、力士も社会常識を知らない「甘ったれ」が多く、トップが替わっても、次々と「恥部」が出てくるのは、もはや協会を解体して相撲は、アマチュア相撲までにしたらどうか?

どれぐらい拡がるか解らない(一部、相撲賭博の報道もあり、八百長が行われていれば、裏で暴力団の資金源になっている可能性も?)が、何とも「不愉快な事件」である。

                                     [今回は「である」朝で書きました]

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このページは、hatochanが2011年2月 3日 17:00に書いたブログ記事です。

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