毎週金曜の午後11時から、フジテレビで、お笑い芸人 ダウンタウンの松本人志の「人志松本〇〇な話」という番組があり、芸人の話した後で、松本が例えば、「ありえない話」とか話の題名を付けて、笑いを誘う番組が放映されていて、小生も大好きなので、いつも、ハマって見ています。
その金曜に、娘が、乗っていた電車を途中駅で降りた際、車内に白衣の入っていた袋を置き忘れてしまったのですが、未だに届出がありません。名前入りの白衣(料理実習用)なら、出て来ると思ったのですが、残念ながら、無理そうです。
年末になると、忘年会シーズン真っ盛りですが、ハトちゃんは、現在は無職のため、通勤とは縁がありません。昨年3月まで、母校H大学に学生時代の4年と、通勤33年の計37年間、通学・通勤で電車を利用していました。電車内では、通常は、下を向いて休んでいたことが多かったのですが、その長い間には、いろいろな出来事がありました。諸原因で遅延、不通になったことはもちろん、酔っ払いや痴漢の被害の現場に、偶然立ち合わせてしまったこともありました。
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師走になると、とくに思い出すのが二つのエピソードです。
一つ目は、結婚して八王子から、嫁との力関係からか、幕張の方で生活し始めて数年が過ぎて、朝の通勤ラッシュ時に、いつものように、当時、西船橋駅で始発に乗り換えていたのです。
1本電車を見送って、隣りホームに始発電車が入って来るので、整列乗車の放送を聞き、その日は、2列に並んだ、前から5番目ぐらいにいたんです。この順番は、座席を取れるか微妙な位置でした。
案の定、始発電車が入って来て、入口のドアが開いた瞬間、前の方は余裕に座れたのですが、小生は、その頃、若いのに立って通勤すると、その朝は、疲れて調子が出なかったので、必死に空席を探しました。
ちょうど、7人掛けの座席の真ん中の、色の違う席が見えました。あっという間に周りは席の取れた乗客で埋まってしまったので、そこに腰掛けようとしました。ところが、当時、50歳を過ぎたくらいのおばさんと一つの席で鉢合わせに。
タッチの差で、小生が座ったのですが、その時、ありえないことが起こりました。何と、小生の膝の上にちゃっかりと座ってしまいました。小生も立つのが面倒くさいのと、先着した権利や、負けず嫌いの性格から意地を張り、どかなかったのです。
何か言えば良かったのですが、そのときは何も思いつかず、そのままの状態が続きました。周りを見ると、何やら冷ややかな視線を感じつつ、電車のドアが閉まり、発車してしまいました。
結局、おばさんは、次の「下総中山」駅で降りましたが、一駅、膝の上に見ず知らずのおばさんを乗せて、通勤しました。目の前の女子高校生は笑いをこらえていましたが、ラッシュ時だったので周囲はそれほど気がつかなかったのが幸いでした。今だったら、恥ずかしいのと、席を譲ってあげたのに。何で当時は、突っ張っていたのでしょうか? 後にも先にも、たった一度の「滅多に無い、座席二人掛け事件」でした。
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もう一つは、よくあるのですが、生徒さんが、電車内で疲れてぐっすり眠ってしまい、よく、倒れそうな体勢から微妙な角度で、元に戻る光景を見かけたり、横に座って、困った経験があると思います。
前日、忘年会で、すっかり疲れてしまい、朝の出勤が辛かったのですが、何とか、始発に座るやいなや、寝てしまいました。隣に、どういった人が座ったのかも判別できませんでした。電車の揺れが気持ち良くなり、すやすやと眠って、小生は夢心地気分。
錦糸町を過ぎたあたりで、いきなり、隣にいた OL らしき女性が、小生のわき腹をいきなり肘打ちし、「おやじ、ふざけるな。寝るんじゃねいよ!」と、女性とは思えない、汚いひと言を浴びせられました。一瞬、カチンと来ましたが、その前まで寝ていたので、きっと迷惑をかけていたのであろうと思い、とっさに「ごめんなさい」と謝りましたが、相手は無視。その場は収めましたが、何とも後味の悪い感じだけが残りました。その影響からか、眼が覚めてしまい、しらけて、疲れが倍増しました。どういう教育を受けて来たのか、まったく、小生には理解できませんでした。
言葉もやわらかく言うと、相手に優しさが伝わりますが、悪い言葉は、「言葉は暴力になる」という、苦い経験をしました。それから、車内で寝るときは、横に倒れないように注意しています。
「二つの話は、いったい何という話になるのでしょうか?」 どちらにしても、乗客はマナーを守って、電車内は公共の場なので、自分勝手な行動で、皆さんに迷惑をかけないように一人ひとり心がけたいものですネ。
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