小生は、大学の事務に就職した年から、ずーと、毎日の出来事を、手帳に記して、今年で35年になりました。定年退職後も記していて、したがって、今年で35冊目になりました。タンスの引き出しの半分ぐらいになります。
就職した当初は、広報課という部署で、編集・校正をはじめ、取材や簡単な記事を書く仕事だったため、イベントの取材等を忘れないように書いていました。1行でも書いておくと、何があるのかすぐ判るので、予定表として使っていました。
そのうち、仕事以外の趣味の分野で、例えば、映画鑑賞で、タイトルや場所を書いて行くという具合です。すると、これが次の映画を観たくなり、新入社員の頃は、毎月15本くらい観るまでに、はまってしまいました。また、2年目は、パチンコに凝って、当時は仕事が終わると、当時は国鉄でしたが、西八王子駅まで帰る途中の中央線沿線のパチンコ屋で、だいぶお金も使いましたが、駅近辺のほとんどのパチンコ屋を試したものです。
「凝り性」なので、ある程度までやり通さないと、離れられない性格なんですね。
ある年は、「東京街歩きガイドマップ」で、都内の名所・旧跡、公園めぐりをした時期もありました。よく考えてみると、今、ウォーキングを毎日の日課にしていますが、若い頃も一人で、結構、歩いていたんです。それが、今につながっているかも?
日記をつけるとなると、結構、大変なんですが、手帳であれば、書くスペースが少ないので、項目や出来事だけでも簡単に2、3行で大丈夫です。
最近では、「パソコン」という便利なものがありますので、ブログでも書いて置けば、自分が消さない限り、ほとんど半永久的に、それも写真やイラスト入りで、残せます。また、自分だけでなく、広く読者の皆さんとも共有できます。
ハトちゃんは、最近では、手帳に、天気、「韓流ドラマ」のタイトルと話数、ウォーキングの歩数、主なニュースを記しています。これは、目標設定に役に立つのと、書くことによって、その日の行動記録が解り、充実感が味わえます。その逆に、目標達成できないときには、少し頑張るとか。それに、出会った人、話した人の身体の特徴と、名前(また会っても、これが、最近、すぐに出てこない)、これは、老化の一歩だと思いますが、「度忘れ」が、しばしばあります。
「老化防止」のためにも、何かに書くことは、記憶力を落とさない、良い方法であると思います。何かに関連付けて覚えて置かないと、なかなか口に出せなくて、もどかしい状態になります。
以前、「家計簿」をつけることが、記憶力を少しでも留めて置く話をしましたが、何事も「書いて置く」と後で振り返ってみると、結構、覚えているものです。そこに、家庭でのエピソードも付け足していればさらに良好です。
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