10月5日(金)は、妻と一緒に、小見川の実家に義母の体調の具合を見に行きました。満87歳になった義母は先週から、食事もほとんど食べないで吐いていたため、ほとんど寝たきりの状態になり、心配になったので、急遽、妻の有休に合わせて、出かけたのです。
義父・義母夫婦は田舎に住んでいて、義母は義父と一緒に以前は農業をやっていたのですが、義父も89歳になって、二人とも高齢のため、庭とわずかばかりの畑で、野菜等を作って、自給自足の生活をしています。
実家の場所は、交通の便が悪いため、自分たちで買物にでかけたり、家の掃除や、庭木の剪定、草とりも体が弱ってきたこともあり、本当にしんどそうな状況です。
本来であれば、数年前から、介護保険でヘルパーさんを頼んで介助を受けた方が、こちらとしても助かったのですが、昔の考えの人は、何か人に頼んで、家事をやってもらうことに抵抗感があるようで、これまでは "介護"の話が遅々として進みませんでした。
先月の31日(日)にも、救急で病院に行ったのですが、検査ができずに、吐き気止めの薬をもらい、とりあえず安静にしていました。しかし、小生たちがついていなかったために、やはり、食事を満足に摂らずに、さらに今回は、元気がなくなっていました。
水分補給の必要性を医者から言われていましたが、軽い認知症もあるため、充分の補給ができているとは思えません。あきらかに、脱水状況も起こしていました。
何とか今回は、レトロのおかゆのパックを数個買ってきて、やっと口にしたという状況です。
小生は、一泊泊って、家事および清掃等の片付けをして、6日(土)の夕方に帰宅しました。
妻に病状を報告し、話し合った結果、来週早々、入院させることにして、義母にも連絡して了解してもらいました。ついでに、介護申請を役所に提出して、家に残る義父の面倒を見てもらうことにしようと思います。
二人は、太平洋戦争を経験した「我慢強い」世代ではありますが、今回の義母の病気がきっかけで、妻の実家でも、面倒を見てもらえることができれば、「結果オーライ」と言えます。
ここ2、3年は、毎月、1回は実家に帰って、様子を見に行っていましたが、やはり、車で高速道路を利用して、片道1時間強の往復は、慣れてきたというものの、大変なときもあります。
両親が、年老いて来ると、特に、健康面が心配になります。「介護保険」の利用については、いろいろ問題点もあると思いますが、いざ、直面してみると、利用しなくては生活が難しい状況を、かなり改善できる方法だと思います。
田舎にいると、介護をするのは、息子や嫁の仕事のように思われている慣習が、今でも結構、残っていて、近所の風評を気にすることがあります。
「自分のことは自分でやる」のが原則でしょうが、「寝たきり老人」になってしまってからでは、手遅れなので、今回、申請をします。
また、他人が自宅に入ることによって、少しは健康面や精神面にプラスになればと願っています。
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