闘病記

| コメント(0) | トラックバック(0)

10月も半ばを過ぎましたが、小生のブログも約1ヵ月半ほど、お休みしてしまいましたことを、改めて深くお詫びいたします。

9月8日(水)台風8号と時を同じくして、病に倒れたのですが、突然、強い吐き気と悪寒、そして激痛が走りましたが、風邪で腸炎を起こしたぐらいに考えて、病院で夜通し、点滴を受ければ治る程度で、翌日には自宅に帰れるとばかり、思っていました。しかし、当夜の救急医は、「胆石だろう」との診断でした。

翌9日早朝、血液検査の結果、胆石から胆嚢炎を引き起こしたとのことで、急遽、入院と相成りました。胆石があったことは、健診で判っていましたが、まさかこんなときに!

そのために、千葉国体も一日だけのお手伝いに。また、ウォーキングもことごとくキャンセル。そして、10月の5年ぶりの国勢調査員も直前に辞退するはめになってしまいました。

最初の5日間は炎症を抑えるために、絶食で、点滴を抗生剤を含めて、2本を一日中、受けていたので、だんだん体重も落ちてきて、ウォーキングで鍛えたふくらはぎも、あっという間にやわらかくほそくなってしまい、ショックでした。体重は一時、入院前と比べ、6kgも減ってしまいました。心臓病があるために、血液をさらさらにする薬を服用していましたので、手術前は、その薬を止めました。

心臓病のために、病院側で、手術までに約1週間、病状と、手術時の安全さを診ていたので、時間がかかりました。

16日(木)に手術日が決まり、医師の手術方法等が妻とともに、説明を受け、覚悟を決めました。前日は、二人部屋から個室に移されたのですが、やはり、21時消灯でしたが、睡眠薬を飲んだのですが、緊張していたのか、なかなか眠れず、ナースセンターに2度も足を運んでしまいました。

声をかけてくれた看護師さんの「だれでもそうですよ」という言葉で、一抹の不安も解消され、その後は朝まで眠れました。

手術日は、内臓の手術のため、前日の昼(流動食)、夕(無し)で、当日の朝も浣腸されて、これは効き目が早く、すぐにトイレに駆け込む状態になりました。

午後2時の予定が、一人キャンセルが出て、1時間繰り上がりました。12時過ぎに妻が来て、少ししゃべっていたとき、看護師さんが呼びに来て、「いざ出陣。まな板の鯉の心境」となりました。

前回(3年前に同じ病院で別の病気で手術)した際は、手術台に乗せられて手術室に向かいましたが、今回は歩いて、妻と付き添いの看護師と一緒に、同階の手術室前へ。

中に入る前に、手術のスタッフは、妻(数年前まで、同病院で勤務)の知り合いの医師や看護師で、小生も顔見知りの方もいて、何か気まずいんですが、逆にホッとした感も......。

手を手術台に縛られるところまでは覚えていたのですが、今回は全身麻酔の手術で、麻酔薬のせいで、気がついたら、病室のベッドに横たわっていました。妻の話では、1時間半ほどの手術だったとのこと。

麻酔が切れてくると、傷口の痛みと熱が出て、2~3日はベッドに横たわって、安静の日々でした。しかし、昔と違い、翌日からリハビリのため、少しずつ歩行訓練もあり、小生は、医師がビックリするほど、院内を、点滴をやりながら、点滴棒[滑車(5個付き)]を滑らせて、リハビリに精を出しました。

不思議なもので、身体の具合の悪い時は、よく眠れていたのですが、身体が徐々に元気さを取り戻してくると、起きている時間が長くなり、夜も21時の消灯に寝つけなくなって来るのです。

そんなときは、看護師に断って、1階の救急外来の守衛さんのところに行って、仕事を邪魔しないように話をしたりもしました。

小生の病気は、胆石が落っこちて、胆嚢の摘出手術と、総胆管へのTチューブ取り付けということで、比較的軽い病気でしたが、このTチューブが抜けるまで、術後、約3週間かかったので、1ヵ月の入院生活となりました。異物が入っていると、結構、これが気になるんです。

入院中は、十数年前に住んでいたアパートの近所の方にも偶然、会えました。

小生は、閉所が苦手なので、窓側にしていただいたので、読書やテレビに飽きると、車や人の往来を見てリラックスしていました。

また、看護師の皆さんには、前回の入院で知り合いになった方もいましたが、今回、上戸 彩 似の新人看護師の I さんは、とても明るくて、早朝から出勤して、先生と一緒に回診につきあっていて、とても好感が持て、元気をもらっていました。これからが看護師生活が大変でしょうが、ぜひ頑張ってください。

病院内では、入院患者の模範になるようにできるだけ努力し、食事時の談話室でも、一緒に入院している人たちとも、人生や病気の悩みなど、短い時間でしたが、和気あいあいにおしゃべりしました。

食事もまあまあの量と味で、いつも完食して良かったのですが、困ったのは21時消灯で起床6時の生活が慣れて来て、退院後、22時を過ぎると、ひとりでに眠くなってしまうことです。

そんなこんなで、10月6日(水)に退院して、やっと10日ほどたちました。猛暑中に入院したので、シャバ?の空気は涼しくなっていてビックリ。

「闘病記」は、オーバーですが、今後は、あまり、病院とは仲良くなりたくはありませんよね。

「何よりも健康が第一」だと改めて痛感しました。

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://uboatdata.sakura.ne.jp/movable_type/mt-tb.cgi/419

コメントする

このブログ記事について

このページは、hatochanが2010年10月18日 17:04に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「しばしのブログ休止のお詫び」です。

次のブログ記事は「八王子の実家へ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.25