久しぶりの博物館めぐり(パート18)

| コメント(0) | トラックバック(0)

3月20日(土)に、お彼岸で妻の実家に、義兄と甥と、妻と私の4人で墓参りに行って来ました。そこには、一年前に、一緒に韓国ソウルで結婚式を挙げた姪の、母(義姉)の墓がありました。

実は、小生の「韓流テレビドラマ」と機を同じくして、姪が韓国人と結婚することになり、昨年3月、ソウルで結婚式があり、3泊4日で、家族4人全員と義兄一家と韓国に行って来ました。

1年前は元気な姿で、一緒にお祝いし、韓国旅行で料理やショッピングを楽しんでいたのに、がんが完治したと思われた義姉でしたが、8月に再発し、11月に60歳の若さで他界してしまいました。誠に残念です。

それで韓国の件は、ブログから封印していましたが、お墓参りをした機会に、書くことにしました。

結婚式の合間に、観光して、ソウルの街を散策し、「昌徳宮」や「景福宮」の韓国王朝を代表する宮殿に足を運び、観光の名所になっている「景福宮」に隣接している「韓国国立民俗博物館」http://www.nfm.go.kr:8080/japanese/main.jsp に立ち寄りました。

ここには、韓民俗の生活文化を調査・研究、そして多くの収集・展示品が3つの展示館に分かれて展示されていました。

第1展示館では、「韓民俗生活史」と称して、先史時代から現代までの韓国人の生活様式とともに数多くの文化遺産が見られました。とくに、ハングルの創製・普及の奨励の様子が目を見張りました。

また、朝鮮時代の国の興亡の歴史や、王朝の装飾品なども目を惹きました。

第2展示館では、「韓国人の日常」と称して、一年を周期とした農耕生活と暮らし向きを垣間見れます。人と人、物と物を繋げる文化、村といった場所での交易を通じ、韓国人の日常全般を説明していました。

第3展示館では、「韓国人の一生」と称して、朝鮮時代の両班(身分の高い者)の一生が展示されていました。韓国時代劇によく出て来ますが、古くから身分制度があって大変だった韓国、民主主義しか知らない小生の世代では考えられない身分差別の時代、さまざまな悲劇があったのは、想像に難くないことです。

ここでは、裕福な両班の生まれてから一生を終えるまでの祭祀を受けるまでの様子がわかりましたが、その下の一般庶民の生活文化の様子が展示されていなかったのは、残念でした。

また、野外展示場には、村の繁栄と豊作を祈願するための各種道具や建物の再現が、模型化されていて、日本の稲作文化と類似していて、興味深く巡りました。

 

今回は、1年前の古い記事になってしまいましたが、次回からは、リアルタイムでお届けします。

妻は、その後、観光で「済州島」にも行って来ましたが、小生も機会を見て、早い時期に、また韓国に今度は一人でゆっくりと「博物館めぐり」をしたいですね。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://uboatdata.sakura.ne.jp/movable_type/mt-tb.cgi/326

コメントする

このブログ記事について

このページは、hatochanが2010年3月24日 10:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「久しぶりの博物館めぐり(パート17)」です。

次のブログ記事は「久しぶりの美術館めぐり(パート19)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.25