3月17日(水)、久しぶりに都内に用事があり、ちょうど「渋谷駅」から徒歩10分ほどの、日本専売公社によって1978(昭和53)年に設立された「たばこと塩の博物館」http://www.jtnet.ad.jp/WWW/JT/Culture/museum/WelcomeJ.html(外装は赤レンガ造り)に行って来ました。
開館5分前につき、5番目に入館。折りしも、特別展で、動物写真家の「横山光昭写真展」が開かれていて、北極や南極の極限に生きる「ホッキョクグマ」「ペンギン」「鯨」といった野生動物の、厳しい環境に生きる野生生物の実態、表情を、ダイナッミクに撮影していました。
動物の仕草、表情を、見事に表現して、どの作品にも氏の、写真による鑑賞者へ地球の自然の大切さへのメッセージが込められていて、思わず作品に釘付けされてしまいました。
また、アフリカのサファリで撮った、猛獣のライオンの親子の表情など、心温まる作品も数多く出展されていて見逃せません。
1回観ただけですがファンになり、自然に接する機会に触れることができ、また地球環境を守るため、「温暖化など」地球環境への警鐘に触れた気がします。
その後、常設展では、3階の「塩」づくりの製法・工場・歴史的経緯、そして日本・世界の資源分布などがジオラマや映像で説明されています。とくに目を惹いたのは、高さが1mぐらいの岩塩の結晶でした。赤味を帯びた塊りは、存在感を示していました。
2階とM2階は、「たばこ」の伝播・伝来や歴史と文化、各種のたばこ、道具が多数並べられていて、子供の頃、見た「たばこ」のパッケージもあって、懐かしい気分になりました。
一昔前までは、日本では、「塩」と「たばこ」は国の専売公社で扱っていましたが、今は民営化され、自動販売機でも買えるようになりました。しかし、人体への害があるため、喫煙者が年々減少しています。
小生は喫煙しないので、禁煙場所が増えることに大賛成で、「たばこ」には関心が無かったのですが、今回、「たばこ」のブレンドの種類の多さにはびっくりしました。
ここは、安価な料金で入館できる博物館で、駅近なので行きやすい感がしました。ちなみに、この先には、NHK放送局もあります。
帰り際には修学旅行と思われる高校生の一団と入口ですれ違い、小生はテクテクと下り坂を降りて駅に向かい、帰路に着きました。
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