久しぶりの美術館めぐり(パート10)

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大学の事務職員としての仕事も、残すところあと2日。3月27日(金)の午後には、
「定年退職慰労会」があり、私も総長(理事長)から、感謝状と記念品をいただき、
長いこと、勤められたことで、満足感に浸っていました。
 
学生時代も入れると、37年間(勤務年数33年)。振り返ってみると、月日のたつのは
本当に「光陰矢の如し」という感じです。これまでの勤務経緯を考えると、いろいろなことが
思い出されますが、何とか、多くの方の支えで無事に定年を迎えられたことに、
感謝している次第です。
 
乾杯のビールを飲んだ後、ちょっと赤ら顔で恥ずかしかったのですが、各職場を回り、
お別れと御礼の挨拶をした後、最後に自分の職場でも挨拶をして、帰りの、17時過ぎに
定期券の期限があるうちにと、寄り道をしました。小学生の頃、一度だけ行ったことのある、
上野公園の「国立科学博物館
の「大恐竜展 知られざる南半球の支配者」を観に行きました。
 
「ティラノサウルス」のような大スターはいなかったのですが、一つ一つが独特で、世界
初公開の「マプサウルス」(大型肉食恐竜)の成体と幼体の大きさと迫力に、
圧倒されました。恐竜は、推定、約2億3千年前に登場しますが、約1億7千年前に
北のローラシア大陸と南のゴンドワナ大陸に分裂して、本展の恐竜たちは、かつて
ゴンドワナ大陸だった南米、アフリカ、南極、インド、マダガスカルなどで発見されたもの。
 
他にも、草食恐竜や翼竜、恐竜の卵の化石なども展示されていて、ここまで発掘して、
復元した方々の、仕事への研究・探究心と、発掘の仕事の重要性を痛感しました。
 
「恐竜」が現在でも生きていたらと考えると、怖くなりますが、
映画「ジュラシック・パーク」がヒットしたように、「恐竜」には夢とロマンがあります。
 
現在も、幕張メッセで「恐竜 2009−砂漠の奇跡!
が開催されているように、夏休みを利用しての家族連れの参観者も多いと予想されます。
 
私は、チャリンコでも15分ほどで行けるので、ぜひ、観に行ってこようと思っています。
 
「恐竜展」を観た後は、「地球館―地球生命史と人類」(B3F〜3F)「日本館―日本列島の
自然と私たち」(1F〜3F)の常設展示で貴重な展示物を観ました。
 
また、「日本館(1F)」で「琉球の植物展」で琉球諸島に生きる、珍しい種類の植物を観賞しました。
 
さらに、「日本館(B1F)」の「シアター360」で、360度全方位に映像が映し出され、自分の
足元下にも景色が映し出されて独特の浮遊感が味わえました。
 
「国立科学博物館」は、金曜日、午後8時まで(入館は30分前)開館していますので、
勤め帰りにも、寄り道ができ、十分に鑑賞できますので利用してみてはいかがですか!
 
館を出たのは、閉館前で、外は雨がしとしと降って来て、傘を持って無かったのですが、
JR「上野駅」まで早足で向かい、山手線に乗りました。
 
今夜は、"生物や地球の歴史"をあらためて見直す、良い機会になりました。
 

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このページは、hatochanが2009年8月22日 10:56に書いたブログ記事です。

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