久しぶりの美術館めぐり(パート8)

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3年ぶりの大学入試監督業務も、無事にすべて終わり、仕事の方はほっとしているところです。

さて、今週も3月5日(木)に勤務したあと、あわてて東京メトロに乗り、
何年かぶりに池袋にやって来ました。

この3月で閉店となる、池袋三越の7階催物会場で開催されていた、「片岡鶴太郎展'09」を、
職場の友人からいただいた招待券で観覧いたしました。

"鶴ちゃん"の愛称で、お笑い芸人として出発したタレントですが、サスペンスドラマの刑事役を
はじめ、役者での大いなる活躍も目を見張りますが、画家として書画や陶芸、染色もすばらしい、
マルチな才能を発揮している鶴太郎氏の作品をぜひ観たいと思って、
胸に期待をこめて入館しました。

案の定、その作品のタッチは、武者小路実篤が描いた「静物」の色あいと似ており、
動物(たとえば、子猫)や魚、花など、自然さの中に自己の感性をうまく表現していました。
絵筆でなく、書道の毛筆を使って、独特の味わいを出しています。
ひとことで言って、「才気あふれる筆遣いと美しい色彩--」というイメージでした。

鶴太郎氏の『虹鯉』『華鯉』をモチーフにした、オリジナルの鯉のぼりも販売していました。

何でも「日々の出逢いを絵に描くことは、裸身をさらすような告白です」という精神で、
絵を描きはじめると、もう夢中で、"絵を心で描くもの"と位置づけ、その喜びを伝えていきたい、
と思っているとのこと。

初めて知ったことですが、「草津片岡鶴太郎美術館」と「福島片岡鶴太郎美術庭園」
も常時開館・開園されているそうです。機会があれば、入って見たいですね。

 約40分ほど、美術鑑賞をして、大満足して帰路に着きました。

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このページは、hatochanが2009年8月22日 10:44に書いたブログ記事です。

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