先週の土曜に引き続き、2/21(土)勤務終了後、勤務先のH大学のある「市ヶ谷」から、東京メトロを乗り継いで、「乃木坂」駅で下車。駅から美術館へは直結していて、ほぼ目の前にある「国立新美術館」にまず入館。
当日は、現代日本画を代表する画家の「加山又造展」が開催されていました。
何でも、西洋絵画の影響を受けたあと、小生の好きな「琳派」の屏風画の技法も取り入れた作品も観られ、また、水墨画や、着物や陶器の絵付け作品、それに、雑誌の表紙を飾る挿絵など、絵画以外にも、工芸品で、独特のタッチで描かれた作品は、とても素晴らしいのひと言で感銘を受けました。
きれいで広い館内のスペースには、その他に、ちょうど、現日会による「選抜書道展」も開かれ、美しい書や、 個性的な手法による力強い書が、様々な書体で書かれていて、高校で書道を取って、興味のある小生は、 「このくらいに書けたらうれしいのに」と、ただただ、うらやましく感心していました。
また、別会場では、「東京美術五大学連合卒業・終了制作展」 (女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部・武蔵野美術大学・多摩美術大学)と、 「第60回東洋美術学校 卒業制作展」も同時開催されていました。 美術志望の在校生たちの、"若き美術家の卵といった方が適当かどうか"は別にして、日本画・油絵・版画・彫刻・イラストなど 斬新かつ独創的な作品も数多く観られ、出品している美術家のたくましいエネルギーを感じる作品に、 つい時間も忘れて魅入ってしまいました。
中には、すでに、個展を開けるほどの実力者もいらっしゃいました。「本当に、みんな すごい!」という感じ。 作品を紹介できないのは残念ですが、例年、2月中旬から3月初めまで開かれているそうなので、 新進気鋭の美術家の作品は、相当に刺激感があるので、皆さんも足を運んでみてはいかがですか。 少なくとも、小生は今回、鑑賞できて本当に良かったです。 後に、親友のY氏に聞いたことですが、Y氏も武蔵野美術大学の卒業生とか。
六本木方面は、十数年前に、一度、忘年会で来たことがある程度なので、まったくといっていいほど、地理には疎いのです。幸い、「六本木近辺のてくてくマップ」を見つけて、六本木の町を、若者風にぶら〜り歩いて行きました。 東京ミッドタウン」前の「ガーデンサイド」の2階にある「サントリー美術館」で「国宝 三井寺展」で滋賀県にある円珍(智証大師)が建立した、三井寺の仏教美術の不動明王像、壁画、紹介ビデオなどを観てまわり、館内は照明を落として、仏像が浮き上がる演出もありました。
弘化四年(1847)に冷泉為恭が原本を忠実に模写したもの。 ※実際の金色不動明王画像とは異なります。 門外不出ということなので、見納めになることを思い、目を凝らして注視しました。
その後、歩いて15分ほどで、最近、六本木の象徴でもある「六本木ヒルズ」に到着。
ここには、「森美術館」と展望台も観れる「セット券」がありましたが、かなり、「新美術館」で時間を超過したのと、料金が高いので、「せっかく六本木に来たのに」とは思いましたが、次の機会に譲ることにして、また、てくてく戻って、「溜池山王」から東京メトロに乗って、家路につきました。...
加山又造の円熟した作品と、若い美術家の「創造力」の作品に酔いしれた、貴重な一日となりました。
当日は、現代日本画を代表する画家の「加山又造展」が開催されていました。
何でも、西洋絵画の影響を受けたあと、小生の好きな「琳派」の屏風画の技法も取り入れた作品も観られ、また、水墨画や、着物や陶器の絵付け作品、それに、雑誌の表紙を飾る挿絵など、絵画以外にも、工芸品で、独特のタッチで描かれた作品は、とても素晴らしいのひと言で感銘を受けました。
加山氏の芸術に傾けた激しい情熱を垣間見ることができました。
黒い薔薇の裸婦」は、絵画とはいえ、妖艶な感じで、誘惑されそうな圧倒感があり、洗練さも出ていました。
黒い薔薇の裸婦」は、絵画とはいえ、妖艶な感じで、誘惑されそうな圧倒感があり、洗練さも出ていました。
きれいで広い館内のスペースには、その他に、ちょうど、現日会による「選抜書道展」も開かれ、美しい書や、 個性的な手法による力強い書が、様々な書体で書かれていて、高校で書道を取って、興味のある小生は、 「このくらいに書けたらうれしいのに」と、ただただ、うらやましく感心していました。
また、別会場では、「東京美術五大学連合卒業・終了制作展」 (女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部・武蔵野美術大学・多摩美術大学)と、 「第60回東洋美術学校 卒業制作展」も同時開催されていました。 美術志望の在校生たちの、"若き美術家の卵といった方が適当かどうか"は別にして、日本画・油絵・版画・彫刻・イラストなど 斬新かつ独創的な作品も数多く観られ、出品している美術家のたくましいエネルギーを感じる作品に、 つい時間も忘れて魅入ってしまいました。
中には、すでに、個展を開けるほどの実力者もいらっしゃいました。「本当に、みんな すごい!」という感じ。 作品を紹介できないのは残念ですが、例年、2月中旬から3月初めまで開かれているそうなので、 新進気鋭の美術家の作品は、相当に刺激感があるので、皆さんも足を運んでみてはいかがですか。 少なくとも、小生は今回、鑑賞できて本当に良かったです。 後に、親友のY氏に聞いたことですが、Y氏も武蔵野美術大学の卒業生とか。
六本木方面は、十数年前に、一度、忘年会で来たことがある程度なので、まったくといっていいほど、地理には疎いのです。幸い、「六本木近辺のてくてくマップ」を見つけて、六本木の町を、若者風にぶら〜り歩いて行きました。 東京ミッドタウン」前の「ガーデンサイド」の2階にある「サントリー美術館」で「国宝 三井寺展」で滋賀県にある円珍(智証大師)が建立した、三井寺の仏教美術の不動明王像、壁画、紹介ビデオなどを観てまわり、館内は照明を落として、仏像が浮き上がる演出もありました。
弘化四年(1847)に冷泉為恭が原本を忠実に模写したもの。 ※実際の金色不動明王画像とは異なります。 門外不出ということなので、見納めになることを思い、目を凝らして注視しました。
その後、歩いて15分ほどで、最近、六本木の象徴でもある「六本木ヒルズ」に到着。
ここには、「森美術館」と展望台も観れる「セット券」がありましたが、かなり、「新美術館」で時間を超過したのと、料金が高いので、「せっかく六本木に来たのに」とは思いましたが、次の機会に譲ることにして、また、てくてく戻って、「溜池山王」から東京メトロに乗って、家路につきました。...
加山又造の円熟した作品と、若い美術家の「創造力」の作品に酔いしれた、貴重な一日となりました。
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